ERIの卵巣嚢腫治療記録2017

10cm卵巣嚢腫(チョコ)治療の記録です

5月30日*術後1日目

 

お腹は手術の影響で痛くて、

背中と腰は寝返りうてない影響で痛くて、

そんな身体中ビキビキの中で眠れるはずもなく

朝を迎えました。

 

痛み止めまだかなーっと思っていたら

主治医の先生が様子を見に来てくれました。

この日も手術着姿でした。

これからまた手術なんですね〜

お忙しいのにありがとうございます;;

 

夜お世話になった看護師さんから

新人さん&ベテランさんペアに交代。

朝の検査をしていただきました。

体温、脈拍、血圧、

傷の状態とお腹の音

着圧ソックスの穴から足のチェック

痛みは相変わらずだったけど

術後の経過は良好でした!

溜まっていた尿も捨ててもらい

念願の痛み止めタイム!

 

*痛み止めが効かない...?

痛み止めは点滴で入れてもらうので

私の場合はすぐに薬が効いてきました。

この日もすぐ効いてくるものだと思っていたら

あれ、なんか痛みが変わらない...

ずっと痛いんですけど...

しばらく痛み止めの点滴を見ていると

んんんなんか落ちるスピード遅くない?

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この時は栄養補給用?の点滴と

痛み止めの2つしていたのですが、

夜の看護師さんがつけてくれた点滴と

新人看護師さんのつけてくれた点滴の

落ちるスピードが

明らかに違っていました。

「薬によって違うのかな〜

 まあ一応落ちてるんやし

 大丈夫やろう」

とあまり変わらない痛みに耐え続けて約1時間。

同室の患者さんを看に来られたついでに

ベテラン看護師さんが

こちらをちらっと覗いて一言

「あれ?遅い...」

やっぱりか!

その後

先ほどの新人看護師さんに

調整し直していただき、

薬が効いてきました。

術後の痛みは苦しかったけど、

こうやって看護師さんの上下関係を

生で見れるのは面白かったです。

 

*術後初の水分補給

朝ベットを少し起こしてもらいました。

お腹に負担がかからないように

ゆーーーーーーっくり。

このお陰で

背中や腰の痛みは解消されました!

体を起こすことができたので

水も自分で飲めるようになりました。

これがかなり嬉しかった!

急須さんお世話になりました。

 

*術後初の食事

この日のお昼からお粥の食事が出ました。

まだ歩けないので

サイドテーブルをセットしてもらい

食事を運んでいただきました。

痛くて写メ撮れてないのですが

五分粥

クタクタに煮たお野菜

お味噌汁もあったかな?

おかずももう一品ありました。

お粥だけかと思ってたので

おかずがあって嬉しかったです!

身体中痛かったけど

食欲はいつも通りありました!

1日ぶりの食事!

柔らかい食事だけれどよく噛んで食べました、

五分粥は初めて食べたのですが

最初白いねっとりしたお湯に見えて

米がない!と思ったけど、

ちゃんと下の方に

ふにゃふにゃになったお米が

沈んでました。

こんな超病人食も人生初の体験です。

ありがたーく完食しました!

 

*歩行訓練

病気や手術方法によって変わると思いますが

私のお世話になった病院では

婦人科系の腹腔鏡手術の場合

手術翌日から歩かされます。

歩くことによって

身体を早く回復させることが目的です。

昔は「絶対安静」が主流だったそうですが、

術後癒着や血栓を防止するため

最近はできるだけ早く

歩く練習をさせるそうです。

 

「痛み止めが効いているうちに

 歩いてみましょう」

ということで昼食後にSTART!

まずベッドを一番下まで下げてもらい

スリッパをはくため体の向きを変えます

もうすでにここから痛い><

足に力を入れると

下腹部に力が入るので

体の向きを変えて足を下ろす

という一連の動作が

なかなかできません。

時間をかけて

なんとかスリッパまで足をおろし

今度は立ち上がります。

これも痛い><

重たいお尻を持ち上げるのに

お腹に力が入ってしまいます。

看護師さん二人に肩を貸していただき

なんとか立ち上がることができました。

本当に痛いどめ効いているのか

と思うぐらい激痛で

一人で立つ姿勢をキープすることも

できませんでした。

そのままお二人の肩を借りたまま

病室の出入り口の所にある

トイレまで歩きます。

痛い!痛すぎる!!

手術したのは左の卵巣のはずなのに

なぜか右側が焼けるように痛むんです...

出入り口までたった2,3mの距離

ものすごい時間をかけて

なんとか歩きました。

本当に2日後に退院できるのだろうか...

 

激痛の中ベッドに戻り 

歩くってすごいことだったんだと

しみじみ感じました。

 

*婦人科病棟の配慮

母と妹と姪っ子ちゃんが

お見舞いに来てくれました。

姪っ子ちゃんは3ヶ月の赤ちゃんです。

婦人科病棟では

手術で子宮や卵巣を取ってしまい

子どもを産みたくても

産めない身体になってしまった

患者さんもいらっしゃいます。

そういった方に配慮して

子ども、特に赤ちゃんは

病室に入れないことになってました。

面会はロビーでのみOK

ということで

歩いて行かないといけないのですが、

激痛でとてもじゃないけど歩けません。

せっかく来てくれたのに

姪っ子ちゃんには会えないなあ;;

と思っていたら

看護師さんが車椅子を持って来てくれました。

あ...ありがたい;;

車椅子で運んでもらいロビーへ

座っていても痛みはあったのですが

姪っ子ちゃんの可愛さに

痛みも我慢できました///

抱っこできないのが悲しかった。

 

*術後2回目の食事

夕食もお昼と同じ五分粥でした。

これも写メは撮れてないのですが

クタクタに煮たお野菜

煮魚(赤魚でした)と

忘れたけどもう1品ありました。

煮魚がとても美味くて嬉しかったです!

術後1日目にして

こんなにおかずが出るなんてびっくりです。

 

尿道カテーテルとのお別れ

夕食後再び歩く練習。

昼間よりは痛みがすこーーーーし

治った気がしました。

なんとかトイレまで行き

尿道カテーテルを外してもらいました。

これがすごく気持ち悪かったので

外してもらってスッキリしました!

尿道カテーテル

膀胱まで管を通すのですが、

なぜか常に尿意があるような感じがして

早く外してもらいたかったんですよね。

痛みの有無は人によるそうですが

私の場合

外す時の痛みはあまり感じませんでした。

 

この日はシャワーを浴びれないので

看護師さんに暖かいタオルで

身体を拭いていただきました。

痛みで汗をかいていたので

とても気持ちよかったです。

 

この日も

一応痛み止めを入れてもらい就寝。

尿道カテーテルを外してもらったので

足の自由がきき

開放感がすごかったです。

寝返りもうちやすくなり

ぐっすり眠ることができました。

 

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