ERIの卵巣嚢腫治療記録2017

10cm卵巣嚢腫(チョコ)治療の記録です

4月28日*手術方法決定

 

紹介状とMRI検査データのCDを持って

クリニックの先生が紹介してくださった

大阪府内の某大病院へ。

通勤電車から見える所にある病院だったので

迷うことなく行けました。

 

初診だったので

診察時間の1時間前に到着。

18階建の大きな病院。

今まで大きな怪我や病気を

したことがなかったので、

こんなに大きな病院に来るのは初めてでした。

 

1F総合受付付近でうろうろしていると

案内係のスタッフの方に

声をかけていただきました。

大きな病院では普通なのでしょうか。

案内役のスタッフさんが

たくさんいらっしゃいました。

 

必要な手続きを済ませ、

2F婦人科の受付カウンターへ。

MRIデータは

自分で放射線科に持っていかないと

いけないとのことで、

同じフロアの放射線科へ。

データを読み込んでもらっている間に

婦人科の問診票を記入。

 

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空いていたこともあり

問診票を記入し終わる前に

データの読み込みが終了しました。

10分もかからなかったかな。

 

再び婦人科のフロアに戻ると

ちょうど番号を呼び出されている所でした。

問診票に不備が無いか

看護師さんとチェック。

診察室前のベンチで待機し、

名前を呼ばれて中へ。

 

*診察室

予想していた通り男性の先生でした。

診察室には先生の他に3、4名。

先生の向こう隣にもう1台のPCを

操作するスタッフさん

(患者さんデータを探したり

 先生の言われたことを入力したり

 されてました)

名前を呼びに来た看護師さん

奥の方で検査の準備をする

看護師さんが2名ほど

それぞれ役割分担をすることによって

スムーズな診察をされているようでした。

 

先生のPCには

先程読み込んでいただいた

MRIのデータが反映されていました。

先生がマウスをスクロールさせると

輪切りにされた画像が繋がって、

動画のようにスムーズに

大きくなったり小さくなったりする

私の卵巣腫瘍。

SUGEEEEEEEE!

 

クリニックの先生もおっしゃっていたように

腫瘍の中身はおそらく古い血液だとのご意見。

子宮内膜が卵巣にできてしまい

内膜剥離を繰り返すうちに

血液が溜まって水風船のようになっている

との診断でした。

俗に言う

卵巣チョコレート嚢胞」ってやつです。

子宮内膜がなぜ卵巣にできてしまうのか

原因ははっきりしていないそうです。

 

茎捻転の危険性

不妊の原因になること

放っておくと稀に癌化する危険性があること

など手術の必要性を説明していただき、

この病院で手術をすることに決定。

エコーと超音波検査もしていただきました。

 

大きい腫瘍だったので

開腹手術かなと思っていたのですが

腹腔鏡手術で取ってもらえることに...!

 

卵巣嚢腫の手術方法

最近は

開腹手術腹腔鏡手術

メジャーらしいです 。

 

開腹手術

お腹を切り開いて患部を取り除く

手術方法です

メリットとしては

1. お医者さん自身の目で

    患部を直接見て触って手術ができるので

    安全性、正確性が高い

2. 対応できる先生が多い

3. 不測の事態に対する柔軟な対応が可能

デメリット

1. 傷口が大きくなるので

 入院期間、回復時間が長め

 

腹腔鏡手術

お腹に小さな穴を開け

そこからカメラや器具を入れて患部を取り除く

手術方法です

メリットとしては

 1. 傷跡が小さいので術後の回復が早く

  傷跡も目立ちにくい

 2. 手術時の出血量が少ない

 3. 入院期間が短くて済む

デメリット

1. カメラを通しての手術になるので

  視野の制限がある

2. 先生の高い技術力が必要になるので

  対応していない病院もある

3. 不測の事態が発生した場合

  開腹手術に切り替わることがある

 

術後の痛みに関しては

「腹腔鏡手術の方が痛くない」

とおっしゃる方が多いですが、

個人差があると思うので

記載しませんでした。

実際、私は腹腔鏡手術でしたが

とても痛く感じました...

 

大きな腫瘍でも

中身が液体の場合、

器具で吸い取って

腫瘍を小さくすることで

腹腔鏡での手術も可能となるそうです。

 

腹腔鏡手術をお考えの方に

ご参考までに下記サイトをご紹介しますね。

「日本産科婦人科内視鏡学会」

技術認定医一覧です。

service.kktcs.co.jp

 

私の手術を担当してくださった先生も

こちらのリストにお名前がありました。

 

どの手術方法がいいかは

患者さんによって異なると思います。

私は腹腔鏡手術だったので

これから腹腔鏡手術のことを書いていきますが

決して

腹腔鏡手術を

オススメしているわけではありません。

一個人の経験談として

見ていただけると幸いです。

 

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今回負担額:¥3,790

初・再診料:282点

検査:530点

画像診断:450点

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